Bリーグが99戦を延期、ポストシーズンは短縮実施

  • マスク姿で会見を取材する報道陣(撮影・足立雅史)

国内プロバスケットボールのBリーグは26日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、28日から3月11日までに予定されていたB1とB2の計99試合を延期すると発表した。3月14日に再開予定。レギュラーシーズン上位8チームによるチャンピオンシップ(決勝5月9日予定)など、ポストシーズンは短縮して実施される見通し。

大河正明チェアマンによれば、25日から2日間、インターネット回線を使っての臨時実行委員会で対応を協議。無観客試合の実施なども検討された中で、「B1とB2の全36クラブがどこも破綻を起こさず、存続できることが最終的な判断基準になった」と説明した。

大河チェアマンは、リーグ戦が予定通り再開できた場合は「大打撃はないと思う」としたが、新型ウイルスの感染拡大が収束せず、仮に5月上旬まで再開できなかった場合の全クラブの損失額は「最大で60億円」と試算。「B2のクラブを中心に、3分の1ぐらいのチームは資金繰りが持たなくなってしまう」と危機感を口にした。

延期が決まったレギュラーシーズンの代替日は、チャンピオンシップ準々決勝、準決勝の予定期間だった4月下旬~5月上旬にずれ込む可能性が高い。5月9日に横浜アリーナで行われる決勝を日程変更した場合は会場確保が困難なため、決勝の開催日は大きく動かさず、レギュラーシーズンの勝率上位2位チームによる一発勝負とする案などがあるという。

女子のWリーグは26日の臨時理事会で、3月15日まで行われるはずだったレギュラーシーズンの残り全36試合の中止を決定。現時点での順位を最終順位としたうえで、3月24日からのプレーオフ開催に向けて準備を進める。

臨時理事会では無観客での試合消化や、プレーオフの日程を再調整する選択肢も検討された。しかし無観客試合であっても選手やスタッフが公共交通機関で移動することによる感染リスクが生じ、日程を組み直すとしても会場確保の見通しが立たず、東京五輪を控える代表活動への影響が大きいことが考慮された。