競泳男子の昨夏世界選手権200メートル自由形銀メダル松元克央(23=セントラルスポーツ)が22日、インスタグラムのライブ配信に登場した。事前に集められた質問に約1時間、答えた。

同種目日本人初のメダリストには泳ぎに関する質問が集中。「体力を持たせるための練習は?」と聞かれて「無駄を省くことです。力を抜いていいところは抜かないと保たない。楽に早く、という自分にあった泳ぎ方を追求することだと思います」と返答。さらに、キックの打ち方を質問されて「僕の場合はひたすら強く、どれだけ長く打てるか。根性です。練習でやればやるほど早くなると感じています」と力強く言った。

また1年延期された東京オリンピック(五輪)で金メダルを獲得する自信を聞かれると「正直あります。僕だけの力じゃなくて鈴木(陽二)コーチと一緒だからとる自信がある。僕は恵まれた環境にいると思います」と口にした。

ライブ配信は、北島氏が主宰する会員制の水泳教室で10年目に突入した「KITAJIMAQUATICS(キタジマアクアティクス)」が企画したもの。松元は「引き続き、応援よろしくお願いします」と感謝の言葉を口にしていた。【益田一弘】