流通経大が大東大に勝利した。54点差をつけて勝てば6年ぶりの優勝となったが、総得失点差で同じ6勝1敗で並んだ東海大の3年ぶり10度目のリーグ優勝が決まった。流通経大は2位、日大は3位で、3校は全国大学選手権に出場する。

流通経大の内山達二監督は「もっとダイナミックなラグビーができるかと思ったが、大東大さんの強さとラストゲームに懸ける思いが我々の思った以上だった。ミスや反則も多く納得のいく内容ではないが、最終戦で互いに体を張り合うゲームだったかと思う」と振り返った。

6勝全勝で首位だった東海大は、部員ら26人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、この日の日大戦を辞退して不戦敗。東海大、流通経大、日大が6勝1敗(勝ち点24)で並び、今季の特別ルールで3校間の試合を除いた総得失点差で順位が決まった。