陸上マラソンは男子の山下一貴(29=三菱重工)が2時間10分49秒で優勝し、前々回18年ジャカルタ大会の井上大仁以来7人目の金を獲得。女子は矢田みくに(26=エディオン)が2時間27分56秒で銅メダルを手にした。

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陸上女子マラソンで矢田が、トップから25秒遅れの3位でフィニッシュした。17キロからペースを上げ一気に先頭に立った。20キロまで優位にレースを進めていたが、22キロ地点でまさかの転倒。先頭に後れをとった。それでも「あ、またか」。過去の日本選手権でも転倒があったことを思い出したことで「ポジティブに走れました」。そこから立て直して、40キロ地点で再びメダル圏内に戻してみせた。

昨年9月の世界選手権1万メートルは20位と力を出し切れなかった。一方で1月に初挑戦した大阪国際女子で初マラソンの女子日本最高記録(2時間19分57秒)を樹立。アジア大会前には右ひざを故障したが、今年7月に大地震の被害を受けた地元熊本のために「勇気を与える走りがしたい」と強い気持ちでレースに臨んでいた。来秋のロサンゼルス五輪代表選考会に向けた大きな収穫のレースとなった。

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