B1新潟アルビレックスBB(東地区9位)は23、24日、大阪エヴェッサ(西地区4位)とホームのアオーレ長岡で対戦する。

2連勝で迎えるリーグ戦中断が明けての初戦、PG納見悠斗(23)が攻撃のキーマンになる。16日のBリーグ「オールスターゲームオンラインコンテスト」の3点シュートコンテストでは16本成功で2位タイ。持ち前のシュート力でチームの連勝を伸ばす。

「フリーになったらきっちり打ち切る」。納見は大阪戦での心構えを話した。タッチはいい。新型コロナウイルス感染拡大のため中止になったオールスターゲームに代わって開催された「オールスターゲームオンラインコンテスト」。納見は3点シュートコンテストで、17本成功で優勝した三河のSF金丸晃輔(31)に1本差だった。

「あと1本決めていれば」と苦笑いする。高いシュート力は日ごろから練習を積んできた成果の一端。ボールをセットしてフリーで打つコンテストと試合では状況が違うが、感覚を生かす自信はある。中断期間のシュート練習では形が崩れないことを意識。「決まったときのイメージを忘れないように」と集中して打ち込んできた。

新潟は前節京都ハンナリーズ戦(2、3日)で今季初の同一カード連勝をマーク。大阪戦は白星をつなげるチャンスだ。「得点もそうだが、アタックからのパスでアシストするのも仕事」。納見は連勝の土台作りを役目と自覚した。【斎藤慎一郎】