1番手で登場した大島光翔(17=埼玉)はジャンプの失敗が響き、58・17点だった。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が誤算だった。「緊張もいい感じで、体も動いていたので、いつもより踏み切りがうまくいってしまったのかな。アクセルの踏み切りがはまってしまい、回りすぎてしまったのかな」。勢い余って着氷でバランスを崩した。後半の3回転フリップでも転倒し、「納得のいくものではない」と悔やんだ。

昨年末の全日本選手権に初出場した(18位)。「やっとトップレベルの戦いに食い込める点数も出せるようになった。気持ち的にもお兄さんたちに負けないように練習をいつも以上にやってきました」と振り返った。