フィギュアスケート女子で18年平昌五輪4位の宮原知子(23=木下グループ)が今春、関大を卒業した。

23日、同大学は公式インスタグラムを更新し「宮原知子さんが関大を巣立ちました」と投稿。3月の卒業式には出席できず、あらためて芝井敬司理事長、前田裕学長らを表敬訪問したという。

関大中・高から大学へと進んでおり、インスタグラムには「関大のリンクで過ごした毎日の日常が思い出」と宮原のコメントがつづられた。後輩に対しては「まずは好きなことを見つけてほしい。苦しいこともポジティブにプラスに変えて、楽しんで取り組んでください」とメッセージを送っている。

宮原は18年平昌五輪前に休学し、五輪後に復学していた。同年3月に学内で行われた五輪報告会では「五輪に行く前も壮行会をしていただいて、帰ってきてからもこういう会を開いていただいて、本当にたくさんの応援をしていただいた。感謝の一言で言い表せないけれど『本当にありがとうございました』と皆さんに伝えたいです。少しでも自分の演技で、そういう気持ちを伝えることができていればうれしいです」などと語っていた。