F1シュタイアーマルクGP予選で角田裕毅はQ3進出を果たし、ミスのない走りで予選8位を獲得した。
前戦フランスGPでは予選Q1でいきなりクラッシュを喫したため、今週はフリー走行から攻める必要の無いところでは攻めず、一歩ずつ堅実に走るアプローチに切り替えた。それが功を奏したと角田は振り返った。
「FP1から速さはあったので、僕としてもリラックスして今週末を戦うことができました。フランスGPのときとは正反対のアプローチの仕方にしましたが、それが上手く機能してくれたと思います。あとは予選は1周をまとめるだけで、それができて予選8位という結果を手に入れることができてハッピーです」
ただし予選Q3でバルテリ・ボッタスのアタックラップを妨害したとしてスチュワードの聴聞を受け、エンジニアとのコミュニケーション不足による回避の遅れがボッタスのアタックに影響を及ぼしたと判断されて3グリッド降格ペナルティを科されてしまった。これにより決勝は11番グリッドからのスタートとなる予定。
「ターン4の手前には少しクレスト(傾斜)があるので、僕が彼を目視できたときにはもうブレーキングゾーンでした。僕としては彼がインから抜いていくだろうと思ったので、もし僕があそこからイン側にラインを変えたら大きなクラッシュにつながっていたかもしれませんし、僕としてはあれ以上どこにも行きようがなかったので真っ直ぐ行きました。彼との間にはまだギャップがあったように見えましたし、彼のアタックラップをそれほど邪魔したとは思いませんが…」(聴聞前のコメント)
レース週末前にはレッドブルのモータースポーツ活動を司るヘルムート・マルコから厳しいアドバイスとプレッシャーを受けたというが、決勝に向けて気を引き締めて臨みたいと角田は語った。
「予選でトップ8に入れたので第一歩はクリアできてハッピーですし彼もハッピーだと思いますが、彼が最も望んでいるのは明日のレースでポイントを獲ることですから、明日の決勝で入賞する必要があります。明日は馬鹿なミスをしないようにしなければいけません」
(米家峰起通信員)



