昨年のアジア選手権覇者の北條巧(30=NTT東日本・NTT西日本)が、金メダルを獲得し、「日本勢金1号」となった。記録は52分56秒。2位の中国選手に9秒差をつけてトップフィニッシュとなった。

真っ赤な髪形に真っ赤な日本ジャージーの姿で会見に出席。英語で質問をされると、戸惑う表情を見せ、「北條巧です」と小声であいさつした。

優勝の感想を聞かれると、「最初にメダルが決まる競技と知った段階から『ここで金メダルを取れたらトライアスロンをみなさんに知っていただける』と思った。自分にプレッシャーをかけて挑んだので、しっかり金メダルが取れてホっとしている」と実感を込めた。

過去にも蒲郡で開催された国際大会にも出場。コースは異なるが、ロードや海の雰囲気を感じ取ることができたことが奏功したという。「しっかりいい準備をして臨むことができた」と手応えを口にした。

今回の金メダルの価値については「大きな注目を集まっていた中、メダリストになれたのは(表彰台に立った中国とカザフスタンを含めた)3人にとっても大きな経験になる。五輪でもアジアの選手はおそらくメダルは獲得していないと思う。最終的には五輪の金メダルをアジアから挑戦していきたい」と抱負を口にした。

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