春の関西王者で15年度以来のリーグ優勝を目指した同志社大が2敗目を喫し、V争いから脱落した。伝統の一戦は例年ならバックスの同大、FWの京産大の構図。同大は今季もバックスにU-20(20歳以下)日本代表経験者を4人も擁し、スクラムでも互角に渡り合ったが、終了1分前の失点で敗れた。
開始直後には、FW8人の平均体重で約7キロ重い京産大からスクラムで2度の反則を誘発。それを起点にして、前半7分にラインアウトからモールを押し込んでフッカー西浜悠太(2年=東福岡)が先制トライ。前半終了間際にもモールから西浜がトライを奪った。5点を追う後半23分には、ゴール前10メートルのラックから左へ展開。最後はWTB稲吉渓太(4年=東福岡)が飛び込み、ゴールも決まって19-17と勝ち越し。しかし、後半39分にトライを許して惜敗した。
ロックの南光希主将(4年=東海大仰星)は「シンプルなプレーのところで自分たちの弱さが出て、負けてしまった」としながらも「力を入れてきたスクラムとラインアウトからのモールは出せた」。元神戸製鋼FBの伊藤紀晶ヘッドコーチは「ミスで反則が出たりした中で、攻めることができなかった。ちょっとした判断ミスもあったので、練習から改善できるようにしたい」と話した。
近大、京産大に敗れ2敗目。今後は20日に関学戦、12月4日に昨季大学王者の天理戦を残す。5戦全勝の京産大が勝ち点を23に伸ばす一方で、同大は同16止まり。1敗で天理と近大がいるため、優勝は絶望的になった。関西は3枠の大学選手権出場も崖っぷちに立たされた。【益子浩一】


