関西学生アメフトは、14日に関学大と立命大が順位決定戦(ヤンマースタジアム長居)で優勝を争う。2年ぶりのリーグ戦優勝を狙う立命大は9日、草津市の同大学施設で公開練習を行い、主将のRB平浩希(4年)とエースQB野沢研(4年)が合同会見に出席した。単独優勝なら4年ぶり、そしてその後、6年ぶりの甲子園ボウル出場も見据え、宿敵との一戦に臨む。

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主将のRB平は「最後までやりきることに覚悟をもって挑みたい」と言い切った。言葉に強さが宿る。コロナ禍でトーナメント形式だった昨年、甲子園ボウルをかけた関学大戦で終了間際に逆転され、その道が絶たれた。悔しさをバネに、コーチと基礎から見直し技術も磨き、大所帯を率いた。「バランスや重心の位置を常に改善し、進化したと思います」。自らの成長にも手応えがある。

同じく昨年を知るQB野沢も「あんなにゲームを壊したのは初めて。悔いが残る試合」と振り返る。新チームになり、練習中から周りの状況を感じ取りチームの士気を高めようと、心がけてきた。関学大に対しては「毎年強くて穴がない」と感じる。だが「ワンプレーを、何が何でも-という思いが、チーム全体で大事」と考え、一丸で当たる。「打倒関学」の先にある優勝、そして甲子園ボウルへ-。チームの雰囲気、機運は試合を重ねるごとに高まっている。【三宅ひとみ】

◆関西学生アメフト コロナ禍で、8チームをA、Bの2グループに分けて総当たり戦に。Aの立命大、Bの関学大はともに3戦全勝で1位通過を決め、14日に順位決定戦で対戦する。リーグ戦後、上位3チームが西日本代表校決定戦に進出。12月5日の全日本大学選手権・西日本代表決定戦(ヨドコウ)の勝者が同19日の甲子園ボウルに出場する。