ふたば未来学園(福島)の独壇場だ! 男子ダブルスは、ふたば未来学園の斎藤駿(2年)、岩野滉也(2年)が、同じふたば未来学園の崎野翔太(2年)、谷岡大后(1年)にストレート勝ち。男子シングルスは、斎藤が谷岡に勝利。斎藤は学校対抗と合わせ3冠を達成した。女子はダブルスで、ふたば未来学園の須藤海妃(めい)、山北奈緒の1年生ペアが、シングルスで青森山田の石川心菜(2年)がそれぞれ3位となった。
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男子ダブルス、シングルス決勝は、東北大会と同じふたば未来学園対決となった。東北大会はダブルスが崎野、谷岡、シングルスは谷岡が優勝。斎藤は「東北大会ではプレッシャーを感じてプレーが硬くなっていた。今回は自分から向かっていけたのが良かった」と振り返った。シングルス第1ゲーム(G)はジュースにもつれ込み、ゲームポイントを谷岡に先に握られた。斎藤は「競った場面があまり得意じゃない。でも、そこで勝ち切れたことで今までにないくらい成長を実感しました」。目の前の1本に集中し3連続得点。23-21で第1Gをものにし、第2Gは21-13と圧倒した。3冠を決めた斎藤は「夏のインターハイが終わってからずっと3冠を目標にやってきたのですごくうれしいです」と笑顔。半年間の努力が実った。
男子ダブルスでは岩野が小学5年生以来となる個人戦優勝。岩野は「1番になったのが本当に久しぶり。これまでは負けるとモヤモヤして帰っていた。そのモヤモヤが全部なくなってスッキリしました。気持ち良く帰れます」と笑顔を見せた。小学校の頃から切磋琢磨(せっさたくま)する岩野との優勝に斎藤は「すごくうれしい。特別な優勝だと感じます」。ライバル2人でつかんだ全国の頂点は特別なものとなった。
今大会は昨夏インターハイ学校対抗準優勝の埼玉栄が棄権。ライバルがいない中、3冠を手にした斎藤は「埼玉栄がいない中で3冠を取れなかったらインターハイでも取れないと思っていた。ホッとしています」と語り、連続3冠がかかるインターハイに向け「気を抜かずにもっと突き詰めて、インターハイでは圧勝の3冠を」と決意を新たにした。【濱本神威】
<ふたば未来1年生ペア「夏は3冠」>
女子ダブルスで、ふたば未来学園の須藤、山北の1年生ペアは準決勝で九州国際大付(福岡)の室谷奏乃、今村涼に敗れた。須藤は「すごく悔しいけど、奈緒とじゃなきゃここまで来れなかった」。山北は「前の自分たちならここまで来られなかった。ここまで来られたのは良い成果」と振り返った。須藤は「夏は団体で優勝し、個人もシングルス、ダブルスで優勝して3冠を取りたい」。山北は「インターハイはみんなで勝って優勝したい」と力を込めた。
<青森山田・石川「夏に向け準備」>
女子シングルスで青森山田の石川は準決勝で明地陽菜(柳井商工・山口)に敗れた。石川は「スピード、球の質すべて相手の方が上。自分はまだスピードも精度も足りない」と振り返った。昨夏インターハイは古根川美桜(四天王寺・大阪)に3回戦で敗退。だが、その古根川に2回戦でストレート勝ち。リベンジを果たし4強まで駆け上がった。石川は「気を抜かずに、次のインターハイに向け準備していきたい」と気を引き締めた。


