ラグビー「リーグワン」のコベルコ神戸スティーラーズが大逆転でのプレーオフ(PO)進出をかけ、上位3連戦に挑む。
残り4戦でPO進出圏内の4位横浜(キヤノン)と勝ち点10差の7位。
16日の2位埼玉(パナソニック)戦から、23日には3位東京ベイ(クボタ)戦、5月1日に4位横浜戦と上位との連戦が続く。
14日は神戸・灘浜グラウンドで練習を公開し、熊谷で行われる埼玉戦のメンバーを発表。
3月に再加入した元ニュージーランド(NZ)代表のベン・スミス(35)が、復帰後初めてメンバー入りした。
敗れればPO進出が絶望的になる。
まさにトーナメントのような戦いに向け、NZ代表として84キャップを持つ経験豊富なユーティリティーバックスが切り札として再デビューする。
デーブ・ディロンHC(ヘッドコーチ)は「ワールドクラスの選手。必ずチームのためにやってくれる。(チームの)全てを理解しており、いいパフォーマンスをしてくれるというのは、期待ではない。確信だ」と全幅の信頼を寄せた。
試合状況を見極めながらCTBかWTB、FBで途中起用する方針だ。
昨年10月に誕生した第3子となるディンセント君の心臓に穴があることが判明したことで開幕前に退団。症状が落ち着いたことで、復帰した経緯がある。
母国で愛息の看病を続けながら、ハイランダーズの施設でトレーニングを続けてきたという。
試合は昨年6月以来になるが、スミスは「ここ最近では1番ベストなコンディションに仕上げた。気持ちの準備ができたし、このチームに貢献できる確信が芽生えている」と言い切った。
1月29日の対戦では神戸が終了間際までリードしながら、最後に埼玉にトライとゴールを許して37-41で敗れている。
ゲーム主将を務めるフランカーの橋本皓(ひかる、28)は「反則を重ねて自分たちで(勝利を)手放してしまった。今回はチャレンジャーの気持ちで体を張って戦う」とキッパリ。
この春に入社した東海大出身の社員選手のプロップ前田翔(22)もメンバー入りし「(埼玉の)代表クラスの選手にどこまで通用するか。100%でぶつかりたい」と闘志を燃やした。
埼玉に雪辱を果たし、上位3連戦で勝ち続ければ、POへの望みがつながる。


