柔道のグランドスラム(GS)ウランバートル(24~26日、モンゴル)に出場する日本代表が20日、千葉・成田空港から出発した。
東京オリンピック(五輪)男子81キロ級で金メダルを獲得した永瀬貴規(28=旭化成)は、その昨夏以来となる国際大会へ取材に応じ「現状の自分の力を把握したい。大会を通して感じるものがあればいいのかな。(代表に内定している10月の)世界選手権(タシケント)が1つの本番なので、今回は海外の強豪選手と組むことで課題などを見つけることができれば」と意気込んだ。
先月の全日本実業団体対抗(広島)では中量級ながら団体戦メンバーとしてポイントゲッターとなり、所属の優勝に貢献した。「団体戦はチームの力になるために戦いました。個人戦と違い、団体戦は流れ、難しさがある。個人戦のみだと学ぶ機会がないことを経験できたので良かったのかなと思っております」と、さらに柔道家として幅を広げた。
五輪後も、長く休むことなく稽古を再開し、今年4月の全日本選抜体重別(福岡)も圧倒して優勝した。15年以来2度目の優勝が懸かる世界選手権へ、その先に狙う24年パリ五輪での2連覇へ、約11カ月ぶりの国際大会から最強の男・永瀬が再出発する。【木下淳】


