花巻東(岩手)は22日、花巻市内の同校で女子ソフトボール部・斎藤春香新監督(52=日立製作所シニアアドバイザー)の就任会見を行った。青森・弘前市出身で、現役時代は主砲としてアトランタ、シドニー、アテネと3大会連続で五輪出場。06年から11年まで日本代表監督を務め、北京五輪では金メダルに導いた。4月に就任する新指揮官は「東北全体のソフトボールに微力ですけど、いろんな形で力になりたい」と意気込んだ。

「熱いお誘いがありました」。昨年末、男子野球部・佐々木洋監督(47)を通じてソフトボール部監督就任の打診を受けたという。同監督と直接の接点はなかったが「大谷選手、菊池雄星選手と素晴らしいアスリートを指導された先生で、監督さんで『夢を持って高校生を育成していくんだ』というところにすごく共感しました」。監督やコーチの立場で高校生を指導した経験はないが、岩手に移住し、新たな1歩を踏み出す。

02年に創部した女子ソフトボール部は岩手代表として昨年の国体3位、18年の全国高校総体8強など全国でも好成績を収めてきた。斎藤新監督は「本当に好きなことをやり抜くのが非常に大事。『決して恐れず、挑戦していこう』という指導をしたい」と力を込める。「何年計画とかそういうところではなく、常に上、上を目指したい」。男子野球部に負けない強豪チームを作り、東北勢初の日本一に近づく。【山田愛斗】