“名刺代わり”の活躍で存在感を見せる。Wリーグ・アランマーレ秋田は25、26日、1カ月のシーズン中断を経て、愛知・碧南市でアイシンと対戦する。上位8位までが臨めるプレーオフ(PO)進出に向け、3連勝中のチームは現在9位と好位置につける。加入1年目の北川愛理(24)が、昨季まで在籍した古巣との2試合で果敢に攻める。
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慣れ親しんだ「ホーム」で、以前の自分を超える。北川は四日市商(三重)卒業後、アイシンに5シーズン在籍。昨年7月のサマーキャンプではアイシンに勝利を収めたが「お互いチームがまだできていない状況」と冷静に分析。だが、今回の対戦はPO進出に向け、ともに譲れない正念場だ。「元チームメートと試合できることがうれしい。自分が成長した姿をコートで見せて絶対に2勝したい」と言葉に力が入る。
北川は今オフただ1人の移籍加入。小嶋裕二三ヘッドコーチ(55)からは得点を期待されたが、開幕8試合は1桁得点と「あまりコートの中で表現できなかった」。それでも、22年12月の日立ハイテク戦から10試合中5試合で2桁得点と躍動。ここまで全18試合に先発出場し、すでに1シーズンの通算出場時間、得点、リバウンドなどでキャリアハイをマークしている。
「決定力」がこれからの課題だ。シーズン中断前の1月、新潟との2試合は4得点以下にとどまった。「簡単なシュートを落とし、自分たちのペースにつながらないことがあった。そこを次の試合は集中して臨みたい」。チームではルーズボールや球際を意識しつつ、プレーの連係を深めてきた。「新潟戦はリバウンドを取った後にボールを取られることが多かった。身長が低い分、好きなプレーをさせてしまうとすぐに得点につながる」と、一瞬の攻防に気を配っていく。
3月はシャンソン化粧品、トヨタ紡織、富士通といった上位と対戦。25、26日と連勝し、同上旬の「東北4連戦」に向け、勢いをつけたい。「POに行くために大事な試合になるので、チーム力で上回って勝って、1つ1つの試合を大事に勝ち進みたい」。決意を新たに、快進撃の立役者になる。【相沢孔志】


