先輩の解説デビューに、結果で応えてみせた。

前回優勝の「チームゆりた」こと吉田夕梨花(29=ロコ・ソラーレ)松村雄太(33=TM軽井沢)が開幕4連勝を飾った。

後攻の第1エンド(E)で5投目を担った吉田夕が、スピードを乗せた一投でダブルテークアウトに成功。相手のNO・2、NO・3ストーンを動かして2点を先制し、その後も得点を重ねた。

松村雄は予選リーグ序盤に比べ、第1エンドへの入り方が改善されているとし、「前半がよくなってきたので、そこは評価できる」と収穫を口にした。

この試合は「日本カーリング協会」公式ユーチューブで生配信されており、ロコ・ソラーレのセカンド鈴木夕湖(31)が解説者デビューを飾った。時に天然発言が話題を呼ぶ先輩の初解説。吉田夕は「ファンの方から『夕湖さんに普通は期待していない』というコメントが届いていたので、それだけは夕湖さんに伝えました」とにこやかな表情を浮かべた。

大会前の合宿では、鈴木とともに汗を流した。そこでは、タッチストーン(ブラシや体が動いているストーンに触れてしまう反則)をしないようにアドバイスも受けたという。「出発前にも『それだけは気をつけろよ~!』と言ってくれたので。絶対にそれはしないようにと決めて、大会に入っています」。鈴木の口調によせながら、笑顔で打ち明けた。

4連勝の吉田夕、松村組は、翌25日午前8時30分から育英館大と、同11時50分から藤沢五月、山口剛史組との対戦を控える。優しい先輩の助言を胸に、連覇へまい進する。【藤塚大輔】