昨季準優勝の東京サントリーサンゴリアス(旧サントリー)が、上位4チームによるプレーオフ進出を決めた。

敵地で横浜キヤノンイーグルス(旧キヤノン)に11-9で逆転勝ち。最終節を残して3位以上が決まった。

2連覇を狙う首位の埼玉(旧パナソニック)は静岡(旧ヤマハ発動機)に25-44で敗戦。新型コロナウイルスによる昨季2試合の不戦敗を除き、前身のトップリーグを含めたリーグ戦無敗が47試合でストップした。

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東京SGが雨でも結果を出した。6-9の後半32分、右ラインアウトからモールを形成。前進して防御が手薄になった瞬間、日本代表NO8タタフが右サイドに出た。183センチ、120キロの巨体で押し込み逆転トライ。CTB中村は「これを乗り越えたのはデカい」と勝利の価値を表現した。

チームの代名詞は展開力豊かな攻撃ラグビー。だが、この日はボールが滑り、異なる戦いを強いられた。前半は自陣での我慢が続いて3-6。粘り強い防御で80分通してトライを許さず、雨の影響を受けにくいFW戦で白星をたぐり寄せた。

日本代表FB松島はキック、ランで勢いをもたらし、田中監督から「選択の部分が明確だった」と評された。昨季まで長丁場のフランス1部で2季活躍した30歳は「まだ、あと何試合かやれる」と口にし、リーグ終盤の疲労を感じさせない。残すは最終節とプレーオフ2試合。悲願の頂点へ、ギアを上げる。【松本航】

◆プレーオフ争い 4位横浜、5位BL東京が最終節に4枠目を狙う。まずはBL東京が21日に首位埼玉戦(秩父宮)。「7点差以内の負け」の勝ち点1以上を得られなければ、横浜のプレーオフ進出が決定。自力で決められる横浜は23日に9位神戸戦(花園)。順位決定方法は<1>勝ち点<2>勝利数。今節を終え、勝利数はBL東京が1勝リードしている。