名護のFB宮里快一(3年)が躍動した。
8-0で迎えた前半21分。学法福島のキックをキャッチした宮里が、そのまま40メートルを走りきってトライ。さらに、同22分にラックから右へとつないだボールを受け取って抜け出すと、70メートルを独走。2分で2トライをあげた。
後半に入っても勢いは止まらない。後半24分、スクラムから回ってきたパスを受け取ると、再び70メートルを独走トライ。同27分にも右中間に4トライ目を決めた。
宮里は「去年の花園ではトライできなくてチームに貢献できなくて悔しい思いをしたので、絶対今大会は取るという気持ちだった。4トライ取れたのでとても良かった」と笑顔を見せた。
父・直樹さん、三菱重工相模原ダイナボアーズの兄・侑樹の影響で、小学1年にラグビーを始めた。目標は神戸の日本代表FB山中亮平だ。
高校日本代表合宿に呼ばれレベルの高さを体感。「すべてにおいて基準が上で、自分たちが目標とする花園ベスト16も成し遂げられないくらいレベルが高い」。特に佐賀工業SO服部亮太に刺激を受けた。「パススピードやモーションがとても速くて印象に残ってます」。花園で結果を出すため「自分が経験したことをチームに持ち帰って、その基準を挙げられたら良い」と取り組み、しっかりと生かした。
田仲祐矢監督は「あのランニングはもちろんですが、負けん気の強さが1番ですね」とほめつつ、「うちはバスケ出身の選手が多くて、彼らがよく頑張ってくれた」と宮里の長所を引き出したチームをたたえた。
30日の2回戦では城東(徳島)と対戦する。宮里は「ランニングスピードと左足からのロングキックが武器なので、2回戦以降もそれを武器に頑張りたい」と意気込んでいた。


