山形ワイヴァンズが、青森ワッツとの「東北ダービー」を93ー85で制し、クラブ新記録の10連勝!。1月7日に9連勝でシーズン前半戦を折り返し、勢いそのままに後半戦も白星スタートを切った。この日は青森の攻撃に苦戦し、最大16点差をつけられたが、ハードワークを貫いて競り勝った。愛娘が誕生日を迎えた村上慎也(32)が12得点と勝利に貢献した。

また新たな歴史が刻まれた。青森戦は今季は2戦2勝だが、どちらも辛勝。この日もその攻撃に苦戦し、第2クオーター(Q)開始28秒から14連続失点。約3分半もの間、無得点が続いたが、同Q3分34秒で村上の3点シュート(P)が悪い流れを断ち切り、最大16点差を4点差に縮め、前半を折り返した。ハーフタイムには、青森の早い攻守の切り替えへの対応や相手のプレーを封じるための修正点を石川裕一ヘッドコーチ(HC=33)と再確認。

「ようやく自分たちらしいプレーができた」と指揮官もうなずいた第4Qは開始11秒で阿部龍星(28)の2Pで1点差に詰め寄ると、その30秒後にも逆転の3Pがさく裂。3連敗を阻止したい青森に最後まで粘られたが、村上の2Pと同時に終了のブザーが鳴り響き、会場はこの日1番の歓声に包まれた。石川HCは「課題が残る試合だったが、選手らのハードワークが新たな歴史の中に刻まれたことは誇りに思う」とたたえた。

○…パパが愛娘へ「10連勝」をプレゼント! この日は村上の娘の誕生日。ブースターから「バースデーソング」が贈られた。1月6、7日の前節静岡戦から2週間が空いたが、ルーティンを大切にする村上はコンディションの維持や普段通りのトレーニングを意識し、今節を迎えていた。最後までハードワークを貫き、勝利を手にした山形。2戦目の今日21日も勝利を飾り、クラブ初の「11連勝」で歴史をさらに塗り替える。

【木村有優】

 

青森・高原純平HC 前半は良かったが、ターンオーバー数が多いので、改善して2戦目に臨みたい