4位のJTサンダース広島が、7位の東京グレートベアーズからフルセットの逆転勝ちを収め、敵地での連敗を免れた。
中国代表の江川が両チームトップの23得点。アーロン・ラッセッル(米国)が20得点と、両外国人が勝負どころで頼もしい活躍を見せた。また、今季から加入したセッター前田一誠(32)が、強力なスパイカーだけでなく、ミドルを使った多彩なトスワークで相手を翻弄(ほんろう)。「苦しい場面もあったが、最後に相手より勝ったことが全て」と力を込めた。
ここ3季は借金生活が続いていたJT広島だが、今季は18勝8敗で10個の貯金を作っている。その要因を、日本代表にも名を連ねるアウトサイドヒッターの新井は「(前田の加入も)大きいですし、サイドアウトが計算できるようになり、サーブの制度が高くなった」と分析する。
2014-15年シーズン以来9年ぶりの優勝を目指し、残り10試合となったレギュラーラウンドでも、さらなる上位進出をもくろむ。この日の白星を「出ている選手だけでなく、みんなで戦った結果」と話した新井。その言葉通り、敵地でもベンチからは声が響き渡っていた。全員バレーで、頂点をつかみ取る。


