世界ランキング5位の日本代表「フォルティウス」が5敗目を喫した。

8戦目で同7位スコットランドに5-6で敗れて、3勝5敗。26年ミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の出場枠獲得へ、後がなくなった。

この日午前のデンマーク戦は8-2で快勝したが、良い流れを保てなかった。

試合前に拍手する左から小谷、近江谷、小野寺、吉村(撮影・飯岡大暉)
試合前に拍手する左から小谷、近江谷、小野寺、吉村(撮影・飯岡大暉)

第8戦


チーム        10
フォルティウス
スコットランド


第1エンド

先攻は日本、有利な後攻はスコットランド。ハウス(円)の中にストーン(石)を1つ残し、互いにはじき出し合う展開が続く。スコットランドのフォースが最終投で日本の石をはじき、自身も円外に出て両者無得点のブランクエンド。0-0のまま第2エンドに入る。

第1E、ストーンを投げる吉村(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる吉村(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる近江谷(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる近江谷(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる小谷(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる小谷(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる小野寺(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる小野寺(撮影・飯岡大暉)
第1Eを終え、話し合う吉村(左)ら日本代表(撮影・飯岡大暉)
第1Eを終え、話し合う吉村(左)ら日本代表(撮影・飯岡大暉)

第2エンド

後攻はスコットランド。日本のリード近江谷杏菜がハウスに石をため、スコットランドはガードを2枚配置。相手サードが2投目で日本の石を2つはじく。スキップ吉村紗也香は2投目で自軍の石を押し出し、相手の円心の石をはじき出す。1点を取らせる形を作り、スコットランドが最終投でドローを決めて1点先制。0-1で第3エンドに入る。

第2E、吉村(右)は小野寺と作戦会議をする(撮影・飯岡大暉)
第2E、吉村(右)は小野寺と作戦会議をする(撮影・飯岡大暉)
第2E、仲間に指示を出す吉村(撮影・飯岡大暉)
第2E、仲間に指示を出す吉村(撮影・飯岡大暉)

第3エンド

後攻は日本。両者ともにガードを配置し、ハウスにストーンをためていく。スコットランドのサードが1投目でダブルテークアウト。円から日本の石がなくなる。サード小野寺佳歩が石を残し、スキップ吉村が1投目で相手のストーンを2つはじく。最終投で相手の石に当て、ナンバーワンを獲得。3点を追加し、3-1と逆転する。


第4エンド

後攻はスコットランド。日本は縦にストーンを3つ並べる作戦。相手セカンドの2投目で2つをはじかれ崩されるが、ハウスにストーンを残していく。スキップ吉村の2投目で、ハウスに3つ石を置く。相手に1点を取らせ、2-3となる。


第5エンド

後攻は日本。セカンド小谷優奈が1投目で相手のガードをはじき、中心の石もはじいてダブルテークアウト。互いにハウスに石をためるが、スキップ吉村が1投目でダブルテークアウトに成功し、相手の石をハウスからなくす。スコットランドのフォースは日本の石にをはじき、自らはガードの裏側へ。吉村が最終投でドローを狙うが、短くなり、1点スチールを許す。3-3の同点で、前半を折り返した。

ハーフタイムに作戦会議をする日本代表(撮影・飯岡大暉)
ハーフタイムに作戦会議をする日本代表(撮影・飯岡大暉)
ハーフタイムに作戦会議をする日本代表(撮影・飯岡大暉)
ハーフタイムに作戦会議をする日本代表(撮影・飯岡大暉)

第6エンド

後攻は日本。スコットランドが中央に3つ石を集めるが、セカンド小谷が2投目でダブルテークアウト。サード小野寺の1投目は長くなるが、2投目は円心へ。スキップ吉村が1投目でガードを押し出して、円心の相手の石を2つはじく。ラストショットは円心の相手の石に当てて、1点を確保。4-3とリードする。

第6E、吉村(右)は小谷と話し合う(撮影・飯岡大暉)
第6E、吉村(右)は小谷と話し合う(撮影・飯岡大暉)
第6E、仲間に指示を出す吉村(撮影・飯岡大暉)
第6E、仲間に指示を出す吉村(撮影・飯岡大暉)
第6E、仲間に指示を出す吉村(撮影・飯岡大暉)
第6E、仲間に指示を出す吉村(撮影・飯岡大暉)

第7エンド

後攻はスコットランド。互いにガードを置き、ハウス手前に石を集める。サード小野寺が1投目でダブルテークアウトに成功。フォースが1投目で円心を奪い合い、スコットランドがナンバーワンを確保。吉村は2投目でガードを置き、1点を取らせる作戦に。相手は最終投でドローを狙うが長くなり、1点にとどまる。4-4の同点となる。

第7E、厳しい表情を見せる吉村(撮影・飯岡大暉)
第7E、厳しい表情を見せる吉村(撮影・飯岡大暉)

第8エンド

後攻は日本。ハウスにストーンが点在する形になる。サード小野寺は1、2投目ともに確実に相手の石をはじき出す。サード終了時点で、互いの石が2つずつハウスに残る。スコットランドのフォース2投目で1つ石をはじき出されるが、日本がナンバーワンをキープ。スキップ吉村の2投目が伸びてしまい、1点にとどまって5-4。


第9エンド

後攻はスコットランド。スコットランドはガードを2枚配置。日本は円心にストーンを集めるが、相手サードの1投目で2つはじき出される。さらに2投目でも2つはじき出され、ハウスに石が1つもなくなる。スキップ吉村が2投目で円心近くに石を残すが、スコットランドのフォースが最終投ではじき出して両者無得点。ブランクエンドで、5-4のまま第10エンドに入る。


第10エンド

後攻はスコットランド。日本は中央、スコットランドはコーナーにストーンを縦に2つ並べる。相手サードの1投目はガードに当たる。サード小野寺の2投目はわずかに軌道がそれ、内側へ運べない。相手フォースが1投目で、日本の石をはじき出し、ナンバーツーまでを確保。スキップ吉村の2投目は円心に至らず。相手が最終投で日本の石をはじき出し、2点を追加。5-6と逆転され、5敗目を喫した。


第7戦


チーム        10
デンマーク××××
フォルティウス××××

第1エンド

先攻はデンマーク、有利な後攻は日本。デンマークがセンターガードを配置。日本は円心にストーン(石)を置く。スキップ吉村紗也香が1投目でダブルテークアウトに成功。2投目は相手の石に当ててハウス(円)に残し2点を先制。2-0となり、先攻後攻が入れ替わる。

第1E、仲間に指示を出す吉村(撮影・飯岡大暉)
第1E、仲間に指示を出す吉村(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる吉村(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる吉村(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる小谷(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる小谷(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる小野寺(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる小野寺(撮影・飯岡大暉)
第1E、吉村紗也香(右)は小谷とハイタッチ(撮影・飯岡大暉)
第1E、吉村紗也香(右)は小谷とハイタッチ(撮影・飯岡大暉)

第2エンド

後攻はデンマーク。互いにガードを配置し、ハウスにストーンをためていく。デンマークのセカンド2投目は石に当たらずスルー。サードが1投目でガードを壊し、2投目で日本の石を3つはじく。スキップの吉村は2投目で自軍の石だけをはじき出してしまう。デンマークのスキップが最終投で円心に止めて2点を挙げ、2-2の同点とされる。


第3エンド

後攻は日本。デンマークが円心にストーンを置くが、日本が正確にはじき出していく。セカンド小谷優奈は2投目で相手の石2つをはじく。サード小野寺は1投目で自軍の石を使って、相手の円心の石をはじき出す。2投目は3つのストーンが並ぶわずかな隙間を通して、円心に運ぶ。スキップ吉村は1投目でガードの石を押し出して、相手の石をはじく。ラストショットはドローで2点を追加。4-2と突き放す。


第4エンド

後攻はデンマーク。日本はセンター、デンマークはコーナーガードを配置。セカンド小谷までの4投で、日本が黄色の石を縦に4つ並べるが、デンマークのセカンドが3つをはじく。相手サードの2投目はスルー。スキップ吉村が1投目で円心に止め、2投目はガードを配置し、ナンバーワンをキープ。デンマークは最終投で手前の石に当てて円心を狙うが決まらず。日本が1点スチールし、5-2と差を広げる。

第4E、ドリンクを口にする吉村(撮影・飯岡大暉)
第4E、ドリンクを口にする吉村(撮影・飯岡大暉)
第4E、相手の投球を見守る吉村(撮影・飯岡大暉)
第4E、相手の投球を見守る吉村(撮影・飯岡大暉)
第4E、相手の投球を見守る吉村(撮影・飯岡大暉)
第4E、相手の投球を見守る吉村(撮影・飯岡大暉)

第5エンド

後攻はデンマーク。両者2枚ずつガードを配置。サード終了時点で、ハウスにはデンマークの赤い石が2つ。スキップ吉村が2投目で、円心の相手ストーンをはじき出し、ナンバーワンを確保。相手は自軍の石に当てて円心を狙うが、強くなってしまい、日本が1点を獲得。2連続スチールに成功し、6-2で前半を折り返す。

ハーフタイムに補食を口にする日本代表(撮影・飯岡大暉)
ハーフタイムに補食を口にする日本代表(撮影・飯岡大暉)

第6エンド

後攻はデンマーク。デンマークがガードを置く一方、日本は積極的にハウスにストーンを配置する。サード小野寺が1投目で、相手の石を正確にはじき出し、日本のストーンを中央に3つ集める。デンマークのスキップが、1投目でガードを使って円心の日本ストーンをはじくが、1つは残る。スキップ吉村が2投目でドローを決め、ナンバースリーまでをキープ。相手のラストショットがミスとなり、日本が2点スチール。8-2となり、デンマークが負けを認めるコンシードを宣言した。


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◆26年ミラノ・コルティナ五輪への道 国別出場枠は10。24、25年世界選手権の順位に応じたポイント順で上位7カ国(開催国イタリア除く)が枠を獲得。過去に同方式で7番目に枠をつかんだ国は14年ソチ大会が9点、18年平昌大会が12点。24年はSC軽井沢クが11位(3点)のため、フォルティウスが今大会4位(11点)以上に入れば枠獲得の可能性が高まる。枠獲得を逃した場合、12月の五輪世界最終予選で残りの2枠を争う。今大会の結果にかかわらず9月に代表候補決定戦(北海道・稚内)が行われ、25年日本選手権を制したフォルティウス、昨年王者のSC軽井沢ク、世界ランク最上位のロコ・ソラーレの3チームが争う。

◆女子世界選手権の大会方式 出場13チームが総当たりの予選リーグを行う。上位6チームが決勝トーナメントへ。1、2位は準決勝にストレートで進出し、3~6位はプレーオフに回る。3位-6位の勝者は準決勝で2位と対戦、4位-5位の勝者は1位に挑む。決勝は23日に行われる。