世界ランキング5位の日本代表「フォルティウス」が決勝トーナメント(T)進出を逃した。10戦目で同2位カナダに2-11で敗れ、3勝7敗となった。

第10戦


チーム        10
フォルティウス××
カナダ   ××11

試合前に拍手を送る右から吉村、小野寺、小谷、近江谷(撮影・飯岡大暉)
試合前に拍手を送る右から吉村、小野寺、小谷、近江谷(撮影・飯岡大暉)

第1エンド

先攻は日本、有利な後攻はカナダ。ハウス(円)の中にストーン(石)が1つ残り、互いに入れ替わる展開。カナダのスキップ、ホーマンが最終投で石をはじき出し、両者無得点のブランクエンド。0-0のまま第2エンドに入る。

第1E、合図を送る吉村(撮影・飯岡大暉)
第1E、合図を送る吉村(撮影・飯岡大暉)
第1E、吉村(右)は小谷と作戦会議する(撮影・飯岡大暉)
第1E、吉村(右)は小谷と作戦会議する(撮影・飯岡大暉)

第2エンド

後攻はカナダ。日本はセンター、カナダはコーナーガードを配置する。サード小野寺佳歩が1投目で相手のガードをはじき、ハウスの石もはじいてダブルテークアウトに成功。両者スキップが4投ともガード間の同じコースを通す。日本の吉村紗也香が1投目でハウス奥に置き、相手スキップが円心手前へ。吉村が2投目でピタリと寄せたが、相手が最終投で円心にドローを決めて2点を先制。0-2となり先攻後攻が入れ替わる。

第2E、合図を送る吉村(撮影・飯岡大暉)
第2E、合図を送る吉村(撮影・飯岡大暉)

第3エンド

後攻は日本。ハウスに石がたまるが、小谷が2投目で相手のストーンを2つはじく。サードが互いに石をはじき出し合い、スキップ吉村は1投目で相手の石をはじいて、日本の石1つだけが円の中に残る。カナダのスキップ、ホーマンは2投目で円心の日本の石をはじいてロールさせ、ガードの裏に隠れる。吉村が2投目でヒットさせて、自らは外に出てブランクエンド。0-2のまま第4エンドに入る。

第4エンド

後攻は日本。カナダが積極的にハウスにストーンをためて、円心をキープ。スキップ吉村が1投目で円の中心を奪う。カナダのホーマンが2投目でその石を使ってダブルテークアウト。日本は1点を取らされる形になり、吉村が2投目でドロー。1点を追加して1-2とする。

第4E、合図を送る吉村(右)(撮影・飯岡大暉)
第4E、合図を送る吉村(右)(撮影・飯岡大暉)
第4E、吉村(右)はカナダのスキップ、ホーマンを見つめる(撮影・飯岡大暉)
第4E、吉村(右)はカナダのスキップ、ホーマンを見つめる(撮影・飯岡大暉)
第4E、投球後に叫ぶ吉村(撮影・飯岡大暉)
第4E、投球後に叫ぶ吉村(撮影・飯岡大暉)
第4E、悔しそうな表情を見せる吉村(撮影・飯岡大暉)
第4E、悔しそうな表情を見せる吉村(撮影・飯岡大暉)
第4E、吉村(中央)は小野寺(左)とハイタッチ(撮影・飯岡大暉)
第4E、吉村(中央)は小野寺(左)とハイタッチ(撮影・飯岡大暉)
1点を取り喜ぶ日本代表(撮影・飯岡大暉)
1点を取り喜ぶ日本代表(撮影・飯岡大暉)

第5エンド

後攻はカナダ。日本はセンターガードを置き、カナダはハウスに石を入れていく。サード小野寺が2投目で相手の石を2つはじく。サードの投球を終えて、カナダが黄色の石を2つ並行に配置。スキップ吉村が1投目で1つはじくが、2投目で痛恨のスルー。カナダが3点を追加し、1-5で前半を折り返す。

ハーフタイム

ハーフタイムに補食を口にする日本代表(撮影・飯岡大暉)
ハーフタイムに補食を口にする日本代表(撮影・飯岡大暉)

第6エンド

後攻は日本。日本は左右にコーナーガードを配置する。セカンド小谷が相手の石の間を通して円心に寄せるが、直後にはじき出される。カナダサードが2投目で日本の赤い石をはじき、ハウスにカナダの黄色の石だけが3つ残る。スキップ吉村はカナダストーンが3つ集まっているところへ投げ込んで配置を崩すが、1点を取らされる形となり、2投目で相手の石に当てて円心を確保。2-5とする。

第7エンド

後攻はカナダ。両者ともにガードを置きながら、ハウスにストーンをためる。サードまでの投球を終え、日本が2つ、カナダが1つストーンを円の中に置く。スキップ吉村が1投目でガードを置き、相手スキップ1投目にはじかれる。2投目でハウスの相手ストーンをはじき、自軍の石を3つ残して1点を取らせる形を作る。ホーマンが最終投で日本の石に当てて1点を確保。2-6と差を広げる。

第8エンド

後攻は日本。カナダがハウスに石を集め、日本は左右にガードを配置する。カナダがハウスの中に石を集め、サードまでに4つ、スキップの2投目で黄色の石だけを5つ残す。スキップ吉村は最終投で内側を狙うが、短くなり、相手に5点を献上。2-11となり、負けを認めるコンシードを宣言した。

第8E、5点を奪われて負けを認める吉村(撮影・飯岡大暉)
第8E、5点を奪われて負けを認める吉村(撮影・飯岡大暉)
第8E、5点を奪われ負けを認めてカナダ選手と握手する吉村(撮影・飯岡大暉)
第8E、5点を奪われ負けを認めてカナダ選手と握手する吉村(撮影・飯岡大暉)
第8E、5点を奪われ負けを認めてカナダ選手と握手する吉村(撮影・飯岡大暉)
第8E、5点を奪われ負けを認めてカナダ選手と握手する吉村(撮影・飯岡大暉)
予選敗退が決まり悔しそうな表情を見せる吉村(撮影・飯岡大暉)
予選敗退が決まり悔しそうな表情を見せる吉村(撮影・飯岡大暉)

【カーリング】日本代表フォルティウス、決勝T進出逃す 前回大会Vカナダに2-11…今大会初1日2敗

第9戦

【イラスト】カーリング フォルティウスのメンバー
【イラスト】カーリング フォルティウスのメンバー

チーム        10
トルコ    
フォルティウス


第1エンド

先攻はトルコ、有利な後攻は日本。日本はこれまで全試合でセカンドを務めていた小谷優奈に代えて、小林未奈を初起用。ハウス(円)の中にストーン(石)が1つ残り、互いに入れ替わる展開。スキップ吉村紗也香が最終投で石をはじき出し、両者無得点のブランクエンド。0-0のまま第2エンドに入る。

試合前に笑顔を見せる右から吉村、小野寺、近江谷、小林(撮影・飯岡大暉)
試合前に笑顔を見せる右から吉村、小野寺、近江谷、小林(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる小林(撮影・飯岡大暉)
第1E、ストーンを投げる小林(撮影・飯岡大暉)
第1E、合図を出す小林(撮影・飯岡大暉)
第1E、合図を出す小林(撮影・飯岡大暉)
第1E、合図を出す小林(撮影・飯岡大暉)
第1E、合図を出す小林(撮影・飯岡大暉)

第2エンド

後攻は日本。第1Eと同様、ハウスのストーン1つが交互に入れ替わる。スキップ吉村が最終投でトルコのストーンをはじき出し、自身も外に出て、再びブランクエンド。0-0で第3Eに入る。

第2E、合図を送る吉村(撮影・飯岡大暉)
第2E、合図を送る吉村(撮影・飯岡大暉)
第2E、ショットを放つ小林(撮影・飯岡大暉)
第2E、ショットを放つ小林(撮影・飯岡大暉)

第3エンド

後攻は日本。トルコがセンターガードを配置し、日本はハウスにストーンをためていく。スキップ吉村が最終投でドローを決めて2点を先制。2-0として、先攻後攻が入れ替わる。

第3E、ストーンを投げる吉村(撮影・飯岡大暉)
第3E、ストーンを投げる吉村(撮影・飯岡大暉)

第4エンド

後攻はトルコ。両者ガードを置きつつ、ハウスにストーンをためる。スキップ吉村は2投目で円心に寄せて1点を取らせる。トルコのスキップが2投目でより円心に近づけて1点を確保。2-1となる。

試合中に笑顔を見せる小林(撮影・飯岡大暉)
試合中に笑顔を見せる小林(撮影・飯岡大暉)

第5エンド

後攻は日本。トルコはセンターガードを配置。日本はリード近江谷杏菜が2投目を自軍の石に当てて、外に出てしまう。トルコが円の中心に赤い石を2つ置くが、スキップ吉村が1投目でダブルテークアウト。トルコのスキップ2投目は日本の石を押し出し、自らも円の外へ。吉村は2投目をスルーさせ、ブランクエンドを選択。2-1で前半を折り返す。


第6エンド

後攻は日本。トルコはガードを配置する。相手サードが2投目でダブルテークアウトし、日本のストーンがハウスからなくなる。サード小野寺佳歩が2投目で相手の石を2つはじく。ハウスには1つの石が残るが、スキップ吉村は最終投ではじき出す。このエンドも両者無得点で、2-1のまま第7Eに入る。


第7エンド

後攻は日本。このエンドもハウスにストーンがたまらず、互いにはじき出し合う展開が続く。トルコの石を1つ残して、スキップ吉村が最終投を放つが、わずかにそれて相手の石が残る。1点スチールを許して2-2の同点となる。


第8エンド

後攻は日本。円心にストーンが多く集まる展開となる。サードまでの投球を終え、円心には赤、黄色2つずつのストーンが残る。トルコのスキップが2投目でナンバーワンをキープ。スキップ吉村が2投目ではじき出そうとするが、相手ストーンが円心に残る。連続で1点スチールを許し、2-3と逆転される。


第9エンド

後攻は日本。ハウスにストーンがたまらず、1つのストーンを互いにはじき合う展開が続く。トルコの石が1つ残り、スキップ吉村は最終投でブランクエンドを狙うが、自身の石がその場にとどまり1点が入る。3-3と同点となり、不利な先攻で第10Eを迎える。


第10エンド

後攻はトルコ。ハウスガイにストーンが多くたまる。サード小野寺がハウスにいれ、スキップ吉村も1投目で円心に置く。しかし相手スキップが1投目でダブルテークアウトに成功。吉村は2投目で相手の石をはじき円心に残すが、トルコに最終投ではじかれて、3-4で逆転負けを喫した。

試合中に厳しい表情を見せる吉村(撮影・飯岡大暉)
試合中に厳しい表情を見せる吉村(撮影・飯岡大暉)

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第10戦カナダ戦は午後7時試合開始予定。



チーム        10
フォルティウス           
カナダ               

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◆26年ミラノ・コルティナ五輪への道 国別出場枠は10。24、25年世界選手権の順位に応じたポイント順で上位7カ国(開催国イタリア除く)が枠を獲得。過去に同方式で7番目に枠をつかんだ国は14年ソチ大会が9点、18年平昌大会が12点。24年はSC軽井沢クが11位(3点)のため、フォルティウスが今大会4位(11点)以上に入れば枠獲得の可能性が高まる。枠獲得を逃した場合、12月の五輪世界最終予選で残りの2枠を争う。今大会の結果にかかわらず9月に代表候補決定戦(北海道・稚内)が行われ、25年日本選手権を制したフォルティウス、昨年王者のSC軽井沢ク、世界ランク最上位のロコ・ソラーレの3チームが争う。

◆女子世界選手権の大会方式 出場13チームが総当たりの予選リーグを行う。上位6チームが決勝トーナメントへ。1、2位は準決勝にストレートで進出し、3~6位はプレーオフに回る。3位-6位の勝者は準決勝で2位と対戦、4位-5位の勝者は1位に挑む。決勝は23日に行われる。