【ボストン=松本航、藤塚大輔】男子SPで銀メダル3度の鍵山優真(21=オリエンタルバイオ/中京大)が2位につけた。

今季自己最高の107・09点で、2連覇を狙う首位イリア・マリニン(米国)と3・32点差につけた。演技直後は両拳を振り下ろして「自分にプレッシャーをかける感じで『みんな、立ち上がる時だよ』と言った。最後のスピンまで100%でできた」。場内のスクリーンに各選手がメッセージを寄せており、宣言通りに観客を立たせられた。

前日26日の滑走順抽選会。37番、最終39番滑走が残った状況で、会場に不在のアダム・シャオイムファ(フランス)の代わりに最前列に座っていた佐藤駿(エームサービス/明治大)がくじを引くことになった。

37番が埋まり、最終滑走は自動的に鍵山と決定。地元のマリニンの直後だが「締めてやります。駿のためにも」と同い年の友を思った。宣言通りにジャンプ全3本成功。新エースは「自分がやりたいことを100%こなしたい」と勝負のフリーへ向かう。