男子66キロ級でオリンピック(五輪)2連覇の阿部一二三(27=パーク24)が1回戦を突破した。敗れた男子81キロ級の佐藤佑治郎(23=山形県警)は「これが世界だと思った」と感服した。

開始1分23秒、背負い投げで一本負けを喫した。「技の力がすごい。最初は耐えられると思ったが、腰を入れて持って行かれてしまった」と唇をかんだ。

対戦が決まってからは「五輪金メダリストとやる機会はなかなかない。挑戦して勝ちに行くつもりで練習してきた」という。序盤は激しい組み手争いを繰り広げ、手応えを感じた。しかし「持たれてからの速さがあって、しっかりと投げられてしまった。気持ちの部分で気圧されてしまった」と振り返った。

今後に向けては「ここまで強くなれる、と高いレベルを知ることができた。そのレベルを目指して頑張っていければ」と前を向いていた。【飯岡大暉】