新潟の1年でのB2復帰はならなかった。岩手に70-83で敗れ2連敗で敗退した。64-63の1点リードで始まった第4クオーター(Q)、開始から9連続失点して押し切られた。

最後は力尽きた。第4Qの残り11秒で始まった岩手のリスタートに対し、新潟の選手は足を止めてクロージング。敗戦を受け入れた。「非常に悔しいです」。鵜沢潤監督(43)は無念さをにじませた。

第4Q、岩手に開始4秒でターンオーバーから速攻を決められ逆転されると、ずるずると9失点。得点はわずか6点で、このQだけで11本放った3点シュートの成功は1本だけだった。第3Qまで互角の展開も、最終Qで反転攻勢の力はそぎ落とされた。

一方で鵜沢監督は「結果は伴わなかったが、チームは確実に成長した」と振り返る。レギュラーシーズン6位から昇格に手が届くところまではたどり着いた。B1から2季でB3まで降格した新潟の再生のため、18-19年のB1中地区優勝メンバーだったPG五十嵐圭(45)が群馬から4季ぶりに復帰した。当時の主将の鵜沢監督が指揮を執る体制で巻き返しを図った。

五十嵐は「自分がチームを引き上げることができなかった」と悔しさをあらわにしながら、「新潟として、少しだが今までと違ったところは見せられたと思う」。復活の足掛かりになる内容を見せ、シーズンを終えた。【斎藤慎一郎】