スノーボード・アルペン女子で五輪6大会出場の竹内智香(41=広島ガス)が、来季限りでの現役引退を発表した。29日、都内で会見し「2025-26年シーズン、オリンピックシーズンをもって競技の世界から退くということをご報告させていただきます」と正式に自らの口で表明した。
会見には、柔道男子60キロ級で五輪3連覇の野村忠宏氏(50)が駆けつけた。10年来の仲といい「トップアスリートとしてやってきた歴史も知ってるし、寂しい気持ちもあるけど、来年のオリンピックは長い長い選手としての集大成。最後に輝く姿を見たい」とエールを送った。
竹内が来年のミラノ・コルティナで再び五輪舞台に立てば、夏冬合わせて五輪7度出場の橋本聖子に並ぶ日本女子最多記録となる。野村氏はその強さを「トップに行くために何をすべきかはもちろん、その環境を自ら切り開いてきたというところが強い」と説明。また、トーク力にも着目し「めちゃくちゃしゃべりがうまい。引退してからも心配ない」と笑わせた。
竹内はラストシーズンに向かう。どのような言葉をかけるかとの問い掛けに、野村氏は「勝手に頑張れって感じですよ」と笑顔。「私であろうが誰であろうが、何も言うことはないと思う」とリスペクトのまなざしを送っていた。【勝部晃多】


