28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)でのメダル獲得を目指す、世界ランキング6位の男子日本代表が好スタートを切った。

世界各国を転戦するVNLの予選ラウンド初戦で、開催国中国(同24位)に3-0(25-23、25-14、25-22)のストレートで快勝。今季から指揮を執るフランス出身のロラン・ティリ監督(61)の初陣を飾った。

石川祐希や高橋藍らパリ五輪の中心選手が休養などで今大会を欠場する中、セッター大宅真樹、オポジット宮浦健人、アウトサイドヒッター大塚達宣、富田将馬、ミドルブロッカー村山豪、ラリー・エバデダン、リベロ小川智大ら国際大会の経験豊富なメンバーがスタメンで出場。第1セットは終盤まで一進一退の攻防が続いたが、最後は大塚がレフトから決めてセットカウントを先取した。

第2セットもアタッカー陣が多彩な攻撃を披露。中盤以降に引き離し、リリーフサーバー甲斐優斗がコーナーギリギリにサービスエースを決めてセットポイントを握ると、エバデダンのダイレクトアタックで連取した。第3セットも流れをキープすると、最後は主将代理の富田がブロックアウトを取って勝利を決めた。

宮浦に続きチーム2位の11得点を記録した富田は「スタートが大事だったので、しっかり3-0で勝ててよかった」とうなずいた。キャプテンとして臨む初めての舞台。「若手が多い中でコミュニケーションが大事だと思った。日ごろからのコミュニケーションがやった結果が生きた」と勝因を分析した。

次戦は12日、世界ランキング1位のポーランドと対戦する。