世界ランキング7位の日本が、同6位のスロベニアを3-0(27-25、25-15、25-16)のストレートで破り、ブルガリア大会を2勝2敗で締めくくった。

前戦で格下のウクライナに敗戦し、世界ランキングを大きく落とした日本だったが、この日は悔しい負けを引きずらなかった。第1セットから、セッター永露元稀が多彩なトスワークで翻弄(ほんろう)。自らのツーアタックなどで流れを引き寄せると、宮浦健人にサービスエースが飛び出し、12-7と引き離した。後半は連続ブロックなどで詰め寄られる場面もあったが、今大会でキャプテンを務める富田将馬がバックアタックやエースを決めてチームを鼓舞。土壇場で追いつかれながらも、最後は相手のミスを呼び込み、セットカウントを先取した。

第2セットは2-4とリードを許しながらも、宮浦のサービスエースで追いつくと、ミドルブロッカー佐藤駿一郎がスタメン起用に応える活躍を見せ、連続ブレークに成功。前半の5連続得点で一気に主導権を奪った。その後も相手にブレークポイントを許さず、最後はセットポイントで宮浦が軟打を落として連取した。

第3セットも勢いそのまま。序盤から巧みな攻撃で点差を広げると、マッチポイントで大塚達宣がレフトからスパイクを決めて勝利をつかんだ。

リベロ小川智大は「1試合ずつ成長していくためには、監督と選手が考えていることが一致することが必要。難しかったが、試合ごとに個人で話してモヤモヤをなくしていった。手応えを感じている」とうなずいた。

相性のいいスロベニアに快勝を収め、通算成績を5勝3敗とした日本。自国開催となる第3週千葉大会(7月16日開幕)へ弾みを付けた。