世界選手権競泳女子400メートル個人メドレーで銀メダルを獲得した成田実生(18=ルネサンス金町)が4日、次の目標として日本記録更新を視野に入れた。

開催地のシンガポールから羽田空港に帰国。自己ベストでのメダル獲得から一夜明けて「今日になって『昨日のレースだったのか』と思う感じもあるんですけど、こうやって帰ってくるにつれて、実感が沸いてきました」とほほ笑んだ。

前夜は睡眠時間が4時間ほどだったといい「寝ていたら“寝ピク”(睡眠時に体がピクッとする現象)でスマホをバーンと落としてしまって、朝5時ぐらいから寝られなくなっちゃいました」と明かした。

銀メダルは賞金1万5000ドル(約217万5000円)と設定されている。今回は同着で銀メダル2人のため、大会規定で銅メダル1万ドル(約145万円)と合算して割った1万2500ドル(約181万2500円)が400メートル個人メドレーで贈られる見込みだ。賞金については「噂で話していました」とおどけ「大学生になったから…。何が欲しいかな。オシャレをしたい気持ちもあるので、アクセサリーとか、かっこいいの、可愛いのを買えたらいいなと思います」と見据えた。

ご褒美も手に、目指すのは次のステージだ。決勝でマークした自己記録は4分33秒26。日本記録は21年東京五輪金メダルの大橋悠依が持つ4分30秒82となる。成長著しい18歳は「今までこういう質問をしていただいて、やっぱり自信がなくて、まだまだ考えていなかったところがありました。(4分)33秒前半まできて、少しずつですけれど(4分)30秒が、自分の中で1つの目標タイムに変わってきたかなと思います」と進化を続ける。【松本航】