3年ぶり2度目の優勝を目指す世界ランク4位の張本智和(22=トヨタ自動車)が臨んだ準決勝で、会場のハプニングがあった。
同31位のカナク・ジャ(25=米国)との一戦は第1ゲームを11-5で先取。だが、第2ゲームに備えていたタイミングで、会場全体が明るくなり、スクリーンやコートを囲った電光掲示板などが全て消え、音楽も止まる無音状態となった。
今大会では試合中、コートにスポットライトが当てられている。コートと得点が記されるスクリーンが明るく、対照的に客席は照明を落とした上で紫に染まる演出となっている。
両選手は第2ゲームに向けての準備を進めていたが、ラケットを卓球台に置き、それぞれのコーチの隣で過ごした。
場内には「ただいま会場内の電源復旧作業中でございます。皆さんどうぞ落ち着いて、お座席にご着席ください。ご移動の際は、急に暗くなる可能性があります」などと注意喚起があったが、約5分後に復旧。無事に第2ゲームが始まった。
最後は張本が4-1(11-5、11-8、11-4、8-11、11-8)で決勝進出を決めて「どんなことでも起こる。BUNTAIの明るい姿を初めて見られました」と動じなかった。


