3年ぶり2度目の優勝を目指す世界ランク4位の張本智和(22=トヨタ自動車)が、夜の決勝進出を決めた。

同31位のカナク・ジャ(25=米国)を4-1(11-5、11-8、11-4、8-11、11-8)で下した。

第1ゲーム(G)終了後には会場内の照明トラブルがあり、第2Gまでに間が空いた。それでも「どんなことでも起きる」と動じず、危なげなく主導権を握った。バックハンド同士の攻防に自信を持ち「バック対バックで、ほぼ負けなかったですし、台上プレー、サーブレシーブ…。今日はどの技術においても、自分の方が優位だったと思います」と冷静に試合を進めた。

11日午後6時半開始予定の決勝では、世界ランク7位で24年パリ五輪(オリンピック)銀メダルのトルルス・モーレゴード(スウェーデン)と同2位の王楚欽(中国)の勝者と対戦する。実力者との頂上決戦に向けて「本当に強い選手。向かっていく気持ち、チャレンジする気持ちで、最後の1試合を頑張りたい。僕もですけれど、皆さんも最後に出し切る気持ちで、一緒になって戦えたらいいのかなと思います」と呼びかけた。【松本航】