スノーボード・アルペン女子の三木つばき(22=浜松いわた信用金庫)が、頂点を目指す26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)が控える新シーズンへ決意を新たにした。14日、地元静岡の掛川自動車学校で行われた壮行会に出席。久保田崇同市長や学校社員らからの激励を受け、「『1人じゃないんだな』と改めて強く実感することができた。この思いを胸滑っていきたい」と意気込みを口にした。
今月末に渡欧し、9月いっぱいはイタリアやベルギー、スイスで約5カ月ぶりに雪上トレーニングなどを実施。その後は、フィジカルトレーニングや事務手続きなどの一時帰国をへて、オーストリアを拠点に11月末に中国で開幕するワールドカップ(W杯)からの25-26年シーズンに備える。
オフシーズンは筋力強化に時間を充てており、「全ての数値で去年の今ごろを上回ることができている」と自信たっぷり。バーベルを膝上の高さからつり下げた状態から鎖骨あたりまで持ち上げる「ハングクリーン」は、従来の65キロから70キロにアップした。「1週間前から雪上に戻りたいと思い始めた」と、本格化するシーズンへ胸を躍らせた。
24-25年シーズンはW杯17戦で4度の優勝を含め13戦で表彰台に上がり、パラレル大回転と非五輪競技のパラレル回転、総合優勝の3冠を達成。世界選手権でも、それぞれ金、銀メダル獲得と飛躍を果たした。見据えるのは小学生の時から憧れる五輪の頂点。22年北京五輪は9位に終わっており、来季の夢舞台へはリベンジの舞台でもある。五輪2連覇のレデツカ(チェコ)ら強力なライバルも立ちはだかるが、「必ず金メダルを持って帰ってきたい」と力強く話した。【勝部晃多】


