柔道パリ五輪(オリンピック)男子73キロ級の銅メダリストの橋本壮市(34=パーク24)が13日、現役引退を発表した。

パリ後は引退も考えたが、現役を続行。今年4月には体重無差別で日本一を決める全日本選手権に出場し、3回戦進出。その後はブラジルで約3週間柔道教室に参加するなどしていた。

今夏のイベントでは「自分自身、どこで終わるかっていうのはもう決めている状態。後悔のない終わり方をしていきたい」と口にしていた。

静岡・浜松市出身の橋本は、市立富塚小2年時に道場「育誠館」で道着に袖を通した。中学から神奈川・東海大相模へ越境留学し、東海大に進学した。

同い年である、五輪2連覇の大野将平の陰に隠れ、16年リオ五輪は補欠。現地で優勝を見て悔し泣きした。21年東京五輪も出場を逃した。

武器の橋本スペシャル(変形の片手袖釣り込み腰)を磨き、昨夏のパリ五輪は日本柔道最年長の初出場を果たした。準々決勝で指導3の反則負けを喫したものの、敗者復活戦からの2戦を制して銅メダルを獲得。この競技で谷亮子を上回る最年長メダルを32歳11カ月6日でつかんだ。今後は引退会見を行う予定。