スピードスケート女子で五輪通算10個のメダルを獲得した高木美帆さん(32)が、現役引退後の充実した心境と新たな夢を語った。
11日、都内で行われた日本オリンピック委員会(JOC)のスポーツ賞表彰式に出席し、特別栄誉賞を受賞した。
トークセッションでは、今年2月の五輪を終えて約5カ月が経過した現在の心境を聞かれ、「5カ月たったと改めて聞いて、スケートに戻りたいなと思ったことはこの5カ月間一度もなかった。きっとやりきったんだなと改めて感じています」と吐露。「私のスケート人生は幸せだったなと思えているので、今は満足しています」と穏やかな表情で語った。
今後については「47都道府県を制覇してみたい」と説明。「遠征で行く場所は限られていて、日本国内でも行ったことがない場所がたくさんある。いろんなところに行ってみたいという気持ちと、オリンピックを通して全国の方々が応援してくださったので、そういう方たちにも会える機会を作れたら」と思いを語った。
また、子どもたちから「長く競技を続ける秘訣(ひけつ)」を問われると、自身は5歳から31歳まで26年間競技を続けた一方で、「スピードスケートだけではなく、サッカーやダンス、勉強、友達と遊ぶことも全力でやってきた」と回想。「長く続けたいと思うなら、その競技だけではなく、ほかのことも一緒に楽しんだり頑張ったりすることが一番長く続けられることなのかなと、私の経験としては思っています」とエールを送っていた。


