主将の石川祐希(30=ジラート)が、チーム最多タイの19得点で白星発進に導いた。2連覇を目指す世界ランキング6位の日本は、同64位のオマーンに3-1で勝利。優勝国に与えられる28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)の出場権獲得へ、地元の大声援を力に第一歩を踏み出した。
第1セット序盤から力強いスパイクを決めると、第2セットには連続サービスエースを記録。第4セットにもサーブで得点を奪い、最後はレフトからマッチポイントを決めきった。攻撃だけでなくブロック、サーブでも存在感を示し、主将として勝利を締めくくった。
VNL決勝大会中に首を痛め、8月18日の公開練習ではボールを使ったメニューに加わらなかった。状態が心配されたが、同25日のブラジルとの親善試合で実戦復帰。この日もスタメンでコートに立ち、最後まで得点源として奮闘した。「満員の中でプレーできて、たくさんの声援が力になった」と感謝した。
チームは第3セットにオマーンの高いブロックに苦しみ、20-25でセットを落とした。それでも第4セットは25-9と立て直した。初戦の勝利にも気を緩めず、「難しい試合になるので、とにかく自分たちのプレーをしたい」と先を見据えた。
今大会の頂点に立てば、開催国枠を除いて半世紀ぶりとなる五輪開催前年より前の出場権獲得となる。日本は6日、バーレーンとの1次リーグ第2戦に臨む。


