久世光彦さん告別式に小泉今日子ら500人
2日に虚血性心不全のため亡くなった演出家で作家の久世光彦(くぜ・てるひこ)さん(享年70)の葬儀・告別式が7日、東京・文京区の護国寺桂昌殿でしめやかに営まれた。前日の通夜に続いて、「寺内貫太郎一家」の小林亜星氏(73)をはじめ、中村勘三郎(50)樹木希林(63)小泉今日子(40)ら約500人が弔問に駆け付けた。
小泉は17歳の時に久世さんに出会い、「メロディ」「センセイの鞄」など、数々の久世ドラマに起用された。小泉も「ふすまの開け方から涙の流し方まで、一番教えてもらった尊敬できる人」と慕っていた。映画やテレビに出ると必ず、久世さんは「お前はダメだな」「うまくなった」とファクスで感想を送ってきたという。納得する仕事だけを引き受けるスタイルを確立させたのは、久世さんの「自分の思った通りに仕事をやれ」というアドバイスもあったからだった。
小泉はこの日、ショックを隠し、泣き崩れる関係者の肩を抱くなど、気丈に振る舞った。出棺の際は目を閉じて静かに手を合わせ、そっと恩人を見送った。小泉だけでなく、参列した数々の出演者が、久世さんとのドラマを思い出していた。
[2006/3/8/07:47 紙面から]
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