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  今、心の診察室では
 

【第50回】

強い疲労感が共通点

今、心の診察室では

慢性疲労症候群とうつ病(下)

 仕事や家庭内の問題に悩むと睡眠も十分とれなくなり、疲れが解消されることなく、ひたすらたまってしまう。

 「慢性の疲労感はうつ病によく認められるものです」と、長谷川病院(東京都三鷹市)の柏瀬宏隆院長(精神科医)は言う。「ただ、強い疲労感は慢性疲労症候群にもあります。だから、その区別が重要になります」。

 慢性疲労症候群は少し前にマスコミで大きく取り上げられ、その病名はかなり知られている。「慢性疲労症候群は強い疲労感が認められるにもかかわらず、明らかな身体疾患が認められない病気です」。

 その診断基準には「大基準」と「小基準」がある。大基準は柏瀬院長の説明に加え、精神的病気も除外されていること。さらに“生活が著しく損なわれるような強い疲労を主症状として、少なくとも6カ月以上持続したり、再発を繰り返す”。

 小基準としては以下の症状がある。(1)微熱もしくは悪寒(2)のどの痛み(3)頸(けい)部もしくは脇の下のリンパ節の腫れ(4)原因不明の筋力の低下(5)筋肉痛や不快感(6)軽い労作後に全身けん怠感が24時間以上続く(7)頭痛(8)腫れなどを伴わない移動性関節痛(9)以下の精神神経症が1つ以上ある(うつ状態、興奮、昏迷、思考力低下、集中力低下、健忘、一過性暗点など)(10)睡眠障害(11)主な症状が数時間から数日の間に出現する。

 「たしかにうつ病と似たところがあり、ときに精神科にも患者さんが受診されます。しかし、私の経験ではほとんどの方が慢性疲労症候群ではないのです。軽症うつ病だったり、神経症だったり、自律神経失調症であることが多いのです」と柏瀬院長。

 慢性疲労症候群の場合は、対症療法が行われる。微熱に対しては解熱薬を、頭痛など痛みが強いときは鎮痛薬を使う。そして、何よりも本人とともに周囲の人々がこの病気をよく理解することが重要である。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

慢性疲労症候群

 84年に米ネバダ州で患者が集団発生。慢性疲労を主訴とするので、その名がついた。ウイルス感染説が有力だが、まだ原因ははっきりしていない。
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