大人気のパンダの大会マスコットキャラクター「ビンドゥンドゥン」。そのグッズは入手困難。公式ショップにぬいぐるみを買いに行ったが完売だった日、パンダの帽子を発見した。思わず買ってしまい、その日から耳のついたそのパンダ帽子をかぶって取材している。

張家口は毎日氷点下。耳を出して外に出るのは命取り。帽子は必須アイテムだ。自分が日本から持って来たものよりパンダ帽子の方が温かい。

ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒル金、ラージヒル銀メダルを獲得した小林陵侑(25=土屋ホーム)は表彰式で受け取ったビンドゥンドゥンを胸元にしまって取材を受ける姿が「かわいい」と話題になった。メダルセレモニーには、パンダ帽子姿で取材。取材エリアで小林は帽子を見ながら「パンダかわいい」と記者に声をかけた。金メダリストも気にするとは、パンダおそるべし。

18日にはフリースタイルスキー女子ハーフパイプで金メダルに輝いた中国の谷愛凌が表彰式で同じ帽子を着用していた。【保坂果那】

北京五輪公式グッズのパンダ帽子(撮影・保坂果那)
北京五輪公式グッズのパンダ帽子(撮影・保坂果那)