女子PTS4(運動機能障がい)で、谷真海(35=サントリー)が優勝した。

 同クラスは2人出場、谷は苦手なスイムでトップに立ち、1時間22分29秒でゴール。世界ランク1位のサリー・ピルビーム(39=オーストラリア)に3分の差をつけ、同シリーズ第2戦の横浜大会に続いて表彰台の真ん中に立った。5人出場の男子PTS4では、宇田秀生(30=滋賀県協会)が2位に入った。

 レースを終えた谷は「本調子ではなく思い通りのレースではなかったが、世界シリーズ連勝はうれしい」と喜んだ。これで、競技本格転向した今年に入って3戦3勝。最大の目標である9月のロッテルダム世界選手権に向けて「優勝します」と力強く話していた。