リオデジャネイロ・パラリンピック9位の日本が決勝で同6位のオーストラリアを激戦の末、65-56で破って優勝を飾った。

 第1クオーター(Q)で18-14と優位に立ったが、第2Qは28-30。第3Qで51-48と再逆転し、最終第4Qの立ち上がり56-51とビハインドを負ったところから激しい守備で相手の攻撃を抑え込み、一気に14点を挙げて決着をつけた。

 日本はカナダ、ドイツを含めた総当たりの1次リーグから決勝まで4戦全勝。昨年の大会1次リーグで1点差負けしたオーストラリアにも連勝で雪辱した。8月の世界選手権(ドイツ)出場国による“前哨戦”を制した日本は、同選手権4強以上、20年東京パラリンピックでの金メダルを目標に強化を続ける。