「ひねり王子」が種目別跳馬でも「ひねって」銅メダルを獲得した。

 金メダルが期待された床運動で4位に終わった白井健三(19=日体大)が「シライ2」となる新技「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」に成功。15・449点の高得点で個人初メダルを手にした。日本の跳馬での表彰台はロサンゼルス五輪でともに銀の森末慎二、具志堅幸司以来32年ぶり。「シライ/キム・ヒフン」をさらに半回転ひねる「攻めの体操」が大舞台で開花。20年東京五輪に向けて、最高の形でリオ大会を終えた。