日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)が、東京オリンピック(五輪)代表へ大きく前進した。自らの日本記録2時間5分50秒を更新する2時間5分29秒でフィニッシュ。日本人トップの4位に入り、五輪代表3枠目の最有力候補になった。

2月にハーフマラソンで1時間0分0秒の日本新記録をマークした小椋裕介は、2時間7分23秒の12位だった。目標にしていた「2時間8分台」をクリアした。30キロ以降の後半も集団から大きく離れず、粘れたことは収穫。「ここからがマラソン人生のスタートかな」。納得の表情で、今後の手応えを感じていた。