五輪の“勝負ネイル”はサンライズレッド!? 

陸上女子400メートルリレー代表として東京オリンピック(五輪)出場が決まった青山華依(18=甲南大)が2日、神戸市の同大学で決意を語った。代表入りはツイッターで知ったといい「(24年)パリ五輪を目指していたので、実感が湧かない」。大学の公式キャラクター「なんぼーくん」のぬいぐるみを、ピンクと紫のネイルを施した手で持ち「東京五輪までに『五輪カラーもしくは(ユニホームの)サンライズレッドにしようかな』と思っています」と笑顔を見せた。

強豪の大阪高から、この春に甲南大へ進学。5月にポーランドで行われた世界リレー大会に出場し、五輪切符をつかんだ。当初、日本は同大会に出場できる参加標準記録を突破できていなかったが、他国が新型コロナウイルスの影響で派遣を見送り、繰り上がりで出場24枠入り。結局、女子400メートルリレーの出場国は14チームとなり、巡ってきたチャンスを一丸でものにした。

甲南大女子陸上部では、元男子100メートル日本記録保持者の伊東浩司監督(51)から指導を受ける。100メートルの自己記録11秒56を持つ青山は「中盤の加速力が持ち味。決勝に残って『女子リレーもいけるぞ!』という姿を見せたいです」と力強く言い切った。

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