日本バドミントン協会は30日、都内で理事会を開き、6月19日からの日本代表合宿を、都内のナショナルトレーニングセンター(NTC)以外の他会場で男女別での実施を検討していると説明した。

銭谷欽治専務理事は「NTCでは各競技の合宿が集中しているので」と理由を明かした。同19日には都道府県をまたいだ移動が容認されるため、場所については、関東だけでなく、今年5月に行う予定だった熊本や昨年行った富山なども候補となる。

現在、代表選手は所属チームで練習を再開。ケガからの復帰を目指す、男子シングルス桃田賢斗の参加可否について銭谷専務理事は「かなり練習ができていると聞いている。参加してくれると思う」と語った。

また同理事会で話し合われた競技再開のガイドラインについては、来週中に公表する予定で、ダブルスやヘアピンの練習については「コンタクトスポーツではないので」と禁止にしない方向だ。