バスケットボール男子日本代表候補の富樫勇樹(27=B1千葉ジェッツ)が12日、オンラインで取材対応し、東京五輪へ向けて「ようやく近づいてきたなという思い」と心境を語った。

bjリーグ秋田に所属していた13年9月に東京五輪開催が決定。その後、NBAでのプレーなどを経て、15年より千葉の一員となり、今季は主将として、チームを初のリーグ制覇に導いた。そうした中で迎えようとしている晴れ舞台について、「日本代表に選ばれるために日本に帰ってきて、Bリーグでプレーしている。ワクワクする思いでいっぱい」と話す。

プレーオフのチャンピオンシップ決勝からまだ時間がたっていないが、現在は代表合宿に参加中。来週には久々の国際大会となるアジアカップ予選が控える。身長167センチの司令塔は、「気持ちの面も、身体の面も、戦術面も、練習でしっかり準備していかないと」と気持ちを高めていた。