男子体操の床運動で東京オリンピック(五輪)出場を狙う仙台大の南一輝(3年)が再スタートを切った。15日、同大で自主トレーニングを公開。

昨年11月の種目別ワールドカップ(W杯)ドイツ・コトブス大会で優勝した「床のスペシャリスト」は、10日から約2カ月ぶりに床を使った練習を再開。2月に左足首を負傷し「いますぐ五輪があったら不安要素があったので、1年延びたのはプラスだと思っている」。今後の大会日程や選考方法は不透明だが「ケガする前よりもいい演技ができるように、今から技を磨いて完璧に仕上げたい」と意気込んだ。