柔道の東京五輪男子100キロ級代表に決まったウルフ・アロン(24=了徳寺大職)が、8日までに自身のインスタグラムを更新し、自転車転倒事故に遭ったが軽傷で済んだことを報告した。

右手の写真1枚を投稿し、「これ見てください。今日チャリ乗っている時にカーブでタイヤ取られて2メートルぐらい吹っ飛んだのに、奇跡的に前まわり受け身を取ったら軽傷で済みました。柔道最高!」と6歳から始めた柔道に感謝。ハッシュタグには「#終わったかと思った」と、ひやりとした瞬間であったことを強調した。

17年世界選手権、19年全日本選手権を制したウルフは、東京五輪で金メダルを獲得して「柔道界の3冠」を目標に掲げている。3タイトル獲得は、全日本柔道連盟の山下泰裕会長や男子代表の井上康生監督ら過去7人しか達成していない。