東京オリンピック(五輪)柔道男子60キロ級代表の高藤直寿(26=パーク24)が25日、同五輪の1年程度の延期を受け、代表選考の持論を展開した。

自身のツイッターを更新し、「代表選考やり直しとかなったら流石に無理だろ。単純に一度決まった選手と決めれなかった選手が試合するのはメンタル面でアンフェアだし。先に内定もらったのが不利になるのはおかしいし、スポーツはフェアであって欲しい」(原文のまま)とつづった。

全日本柔道連盟は、同五輪での金メダル量産のため「3段階」による早期内定制度を導入した。代表選手の準備期間確保を重視し、2月末までに男子66キロ級を除く男女13階級の代表が決まった。高藤は東海大の後輩で世界ランキング1位の永山竜樹(了徳寺大職)と争っていた。