東京オリンピック(五輪)・パラリンピック五輪前最後の組織委理事会 の理事会が8日に都内で始まり、橋本聖子会長は冒頭で海外から入国するメディアの滞在先について言及した。組織委がホテルと協力して行動管理できる施設に限定することで、宿泊先を350超から約150に集約することを説明した。

五輪まであと45日に迫り、この日が開幕前最後の理事会。橋本会長は事前の登録があった外出先以外で外出しないようGPSなどで行動管理を徹底した上で「民泊や友人宅など少人数の宿泊は、取りやめていただきます」と説明した。国内外のメディア関係者へのワクチン接種について「安全安心の観点から重要な論点。引き続きしっかりと要請しながら、状況をフォローしていく」と話した。